タワーに襲い掛かってくる敵を弓矢や魔法で撃退するドット絵の2D防衛アクションゲーム『Warcher Defenders』をレビュー。
タップで弓矢を発射!
Warcher Defendersの目的はただひとつ、タワーの防衛だ。プレイヤーの案内役であろう妖精も「タワーを守って」としか言わない。
タワーには地上のほかに空からも敵が押し寄せるため、プレイヤーはフリックでタワーの上下を移動しながら敵に向かって攻撃を行う。最初から使える弓矢はある程度の飛距離もあるため、落ち着いてプレイすれば無傷でWave1は防衛できるだろう。
お金でパワーアップ!
こうして敵を倒していると、お金が少しずつ貯まっていく。
貯まったお金はまれに敵と一緒に現れる【SHOP】で利用可能だ。弓矢で撃つとSHOPがタワーにたどり着く前に店を開けるので便利である。
SHOPでは武器や防具の購入、ライフの回復ができる。注意しなければいけないのは、全てのアイテムは買えないことだ。これは単純にお金が足りない。ラスボスまで到達しても全てのアイテムを買うことはできない。
必然的にどれを買ってどれを買わないか、という選択を迫られることになる。武器も2種類あるが、弱い武器から買い足していく仕様のためどっちも最強装備にはできない。どちらの種類の武器が使いやすいかを見極めて、自分に合った種類の武器を買うようにしよう。
ボス戦はけっこうやっつけ
そんなこんなで敵を倒したりパワーアップをしていたりすると、ボスがやってくる。いわゆるボス戦だ。
ただ、Warcher Defendersはこのボス戦がかなり微妙だ。ゲームそのものは面白いのだが、ボスは倒し方が決まっており、そのとおりに動けばクリアできる。つまり、戦略性が何もない。
なかには「誰がやっても無傷で勝てるだろこれ」と言えるほど弱いボスもおり、Waveの最終が一番つまらない悲しい状態になっている。この辺はなんとかして欲しいところだ。
スコアで新しい職業やモードをアンロック
そしてゲームをクリアすると(もしくはゲームオーバーになると)【ソウルポイント】が貰える。このソウルポイントは買い物に利用できる。
買うものは新しい職業やゲームのモードだ。
Warcher Defendersでは最初に遊べるのはストーリーモードだけであり、アーケードモードやボスラッシュはソウルポイントでアンロックしてからでないと遊べないようになっている。
また、アーチャー以外の魔法使いや騎士も同様にアンロックが必要だ。
ゲームモードや職業で遊び方が異なるため、1プレイの時間は10分ちょっと短いものの長く遊べる仕組みになっている。
こういう見た目のアクションゲームが好きな人は買うと楽しめるだろう。
Warcher Defendersの評価
かなり楽しい。あとはボス戦さえ改善されればもっとハマれる。